まちの成り立ち
日本が誇る観光地、京都。平安京遷都から千年の都の歴史を持ち、
多くの貴重な有形・無形の文化遺産を有するこの地には、まだ知らない新たな出会いがあるはずです。
かつて都として栄えた歴史を背景に、今なお伝統が息づく文化の都として、世界中の人々を魅了する京都。
歴史的建造物や文化財の多さは日本随一を誇り、圧倒的な存在感を放っています。
そんな魅力溢れる京都のまちを1つのホテルに見立てた当ホテルは、客室棟や朝食ラウンジが3つのエリアに点在しています。岡崎・東山・鴨川エリア、それぞれの異なる歴史背景を感じ、京都のまだ見ぬ魅力に出会う旅をお楽しみください。
日本が誇る
文化の都、京都
京都は、歴史ある神社仏閣や建造物、風情ある町家が多く連なり、悠然と流れる鴨川や四季折々の東山の風景との調和が美しいロケーションです。
千年以上という永い間都が置かれた政治の中心であったため、全国から多くのものが集まる経済の中心でもありました。
多様な文化が存在し受け継がれてきたからこそ、現在も約三千の国宝・重要文化財・市指定登録文化財をはじめ、多くの貴重な有形/無形の文化遺産が残されています。
伝統が色濃く残るこのまちで、VMGならではの歴史的建造物を利用する新たな体験をお楽しみください。
HISTORY 01
平安神宮のある岡崎エリア
東京遷都によって衰退していく京都に活力を呼び戻すため、政府は新産業の促進と復興を奨励をしました。
その要となった一つが、1890年に完工した琵琶湖と京都を繋ぐ琵琶湖疏水の建設です。
これにより電力発電や船での輸送が可能になり、京都の新産業の発展や、水力発電所の開業に繋がり、さらには電力供給もされたことで、まちが復興していきました。
その後、京都の経済の促進と成長、古都としての歴史を讃うために平安神宮が建設され、今でも京都復興の象徴となっています。
HISTORY 02
伝統と文化が色濃く残る東山エリア
歴史情緒漂う東山区は、清水寺や八坂神社などの社寺や、名勝庭園が数多くあるまち。
地域に根付く豊かな文化に触れることもでき、日本の歴史にどっぷりと浸かりたい方は見逃せないエリアです。
さらに八坂通りを歩いた先に、京都最古の塔、八坂の塔が見えます。
日本の五重塔では珍しく2階まで入ることができたり、日暮れ後のライトアップされた光景など昼夜共に楽しめます。
また、重要伝統的建造物群保存地区である二寧坂や産寧坂、御影石を敷き詰めた美しい石段の寧々の道、数寄屋造や和風建築の店舗やギャラリー、カフェなどもあり、京都のまち並みを存分に楽しみながら散策を満喫できるでしょう。
HISTORY 03
文化と歴史を刻んできた鴨川エリア
何度も氾濫をおこしていた鴨川。そんな中、安定した水路を確保するため開削されたのが高瀬川です。
江戸時代初期、京都と大阪を繋ぐこの川は交通用路として活躍。
その後、安定的に材木が運ばれたことで、材木問屋や材木商が軒を連ねていきました。また、高瀬川に沿った通りは「木屋町」と呼ばれ、料理屋や酒屋、旅館で賑わうまちとなったのです。
川沿いの桜は春に満開となり、夏には蛍が飛び交う河原で納涼床が出されるなど、四季折々の楽しみ方がある木屋町は、魅力の詰まったエリアです。